伸び過ぎたウンベラータをバッサリ切ったらどうなった?切り方や時期、切った後を解説!
10年前に購入したウンベラータ。
買った当時は背丈が30cm程度だったのですが、今では部屋の天井まで達してしまいました。
伸びた枝は、葉の重みでダラ~ンと垂れてしまい、
こんな状態のまま、リビングに置いていてもインテリア的に見た目も悪いですよね。
そこで、思い切ってバッサリ切ってみました!!
こんなに切ってしまって大丈夫…??と心配でした。
さて、どんな結果になったのでしょう!?
その前に、伸びたウンベラータを切る時の注意点を見ておきましょう!
時期や切り方、切った後は?
あまりにも伸びすぎたウンベラータは、見栄えが悪いものです。
インテリアSHOPなどでカッコ良かった枝ぶりも、ほったらかしにしてると伸び放題に。仕方なく切ろうと決意しても「この時期でも良い?」「どう切るの?」「切った後は?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで、ウンベラータをどのように切っていけば良いかを見ていきたいと思います。
まずは、切る時期についてです。
ウンベラータを切る時期
ウンベラータの生長はとても早く、環境が良ければ1ヶ月で30cmも背丈が伸びることがあります。
伸びたからと「じゃあ切ってみようか!」と時期を考えないで切ってしまうと枯れることもあるので、ベストな時期を確認しましょう!
ウンベラータを切る時期は、5月~9月です!
生育に適した気温は、18~30度ほどになります。
ただ、適温であったとしても、黄色の葉が多かったり、新芽が出てきていないなど、元気がない時は切るのをやめましょうね!
また、これから気温の下がる時期であれば、今はやめておいたほうが無難です!
ちなみに、私がウンベラータを切ったのは、9月上旬でした。
ウンベラータの切り方
いざ切るとなると、ちょっと可哀想な気持ちになりますよね。
だからといって伸び放題にしていると、先端の葉に栄養が届かなくなり、葉も小さく色も悪くなることも…。
ウンベラータをいつも元気な状態に保つためにも、きちんと剪定してあげましょうね!
さあ、切る場所を決めよう!
さて実際にカットしていくわけですが、切ったことが原因で枯らしてしまったらどうしよう…。と心配になりますよね。
実際、私もそうでした(笑)
でも大丈夫です!!
ウンベラータは生命力が強く、元気な状態なら少々切ってしまっても新芽が出てきて育っていきますよ。
それに、ここを切ったらここから新芽が出てきて…とイメージしていても、その通りになるかは分からないものです。
それが面白いとこでもあるので、「こうじゃなきゃダメ!」と考えずに、「こうなったら格好いい枝ぶりになるよなぁ」ぐらいの気持ちで切っても良いと思います。
ということで、
切る場所に関しては、下の3つのポイントを押さえるだけでOK!!
- 枯れかけた葉や混み合っている枝葉をカット
- 上に伸ばしたくない枝は先端でカット
- 切った枝から新芽が出てきやすく、Yの字に出てくることをイメージしてカット
この3つのポイントを意識して切った後は、新芽が出てくるのを待ちましょう!
新芽が出てくるまでは心配ですが、ポツリと小さな新芽が顔を出すと、安心すると供にほっこり癒されますよー♪
毎日元気に育っていく様子はとても嬉しいものです。
その後は「カット→育つ→カット」と、このサイクルを繰り返していくことで、見栄えのするウンベラータになっていきます。
時間がかけながら、自分だけのウンベラータを育てて下さいね!!
切る前に準備しよう!必要なものは?
ウンベラータを切る時に必要な道具や準備しておくと良いものを紹介しておきますね。
私は新聞を敷くのを忘れてしまい、枝を切った際に出るネバネバの木屑を床に撒き散らす失敗をしました。
あとで床掃除が大変でしたよ(苦笑)
剪定ばさみ、小型のこぎり
剪定ばさみで切れない太さの枝は、のこぎりを使います。
ただ、ウンベラータの樹液はネバネバして刃に付着するとなかなか取れません。ですから、ウンベラータの剪定用に安価な小型のこぎりをホームセンターなどで用意すると良いですよ。
ゴム手袋
ウンベラータはクワ科フィカス属の植物で、ゴムの木の仲間になります。切り口から出る白い樹液は、人によってはかぶれてしまうため、ゴム手袋をつけて作業することをおすすめします。
新聞紙
枝を切った時に出る樹液で床が汚れないように新聞紙などを敷いて下さいね。ネバネバの樹液が床につくと取り除くの本当に大変ですよ。
癒合剤(ゆごうざい)
切り口から雑菌が入り病気になることもあるために、その切り口を保護するのが「癒合剤」です。
特に太い枝を切った時には 切り口に癒合剤を塗っておくと安心です。
ウンベラータを切った後にすることは?
ウンベラータが元気いっぱいに生長している時だと、どんな切り方をしても枯れることは少ないものです。
しかしダメージがないわけではありません。
これからも可愛いハートマークの葉をいっぱい付けて欲しいことから、切った後に次の2つのことを心がけましょう!
- 生育しやすい環境を作る
- 「早く元気になってね!」と声をかける
ウンベラータは生育環境が良いとぐんぐん育ってくれる植物です。
日当たりの良い場所に置き、適量の水をあげ、出来れば栄養剤を補給してあげましょうね。
そして、植物はポジティブな声をかけてあげると元気に育つとのことです。
科学的な根拠があるわけではありませんが、さまざまな研究で実証されているそうですよ。
バッサリ切ったその後は…
さて、ウンベラータをバッサリ切った後、どうなったでしょうか?
その後の様子を載せておきますね。
2週間後のウンベラータ
可愛らしい新芽があっちこっちから出てきました!!
すごいっ!
生命力の力強さを感じました。
1ヶ月後のウンベラータ
2週間で新芽が出たその後は順調に育っていきました。
きれいな緑色の葉が元気よく出てきました。
太い幹に小さなハート型の葉っぱがとても可愛くて、我が家のリビングに馴染んでいます。
どんな風に成長していくのか楽しみです。
リビングに映えるウンベラータになるように、時間をかけながら伸びた枝を切っていこうと思います。
※ウンベラータを切る場合は、個人の責任でお願いします。生育環境や個体差により、予想した結果が得られないこともあります。
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